巌谷小波 1870~1933 童話作家 4308ht巌谷小波 1870~1933 童話作家 祖母の形見として頂いたもので、二頭の馬に書が添えられた額である。 明治3年、東京生れ。父は書架であり貴族院議員でもあった巌谷一六。尾崎紅葉らの硯友社同人として 小説などを書き新進作家として知られたが、明治24年創作童話の「こがね丸」を発表し新生面を開いた。博文館に入社。雑誌「少年世界」や「少女世界」に童話やおとぎ話を書き、児童文学の道を開いた。また、アンデルセンやグリム童話を日本で初めて紹介したことでも知られている。主な作品に「日本昔噺」や「日本お伽噺」がある。その後、文部省の各種委員として活躍。童話口演、後進の養成など児童文学に貢献した功績は多大なものがある。 楽天居の俳号をもつ俳人でもある。 昭和8年没。享年64。 ジャンル別一覧
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